映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」あらすじと感想【ネタバレあり】
ただいまギガヒット街道驀進中の話題作、観てきました。
公開から4日後の平日に行ってきたのに、先着限定の入場者特典の冊子もらえて驚きです。
ジャンプ買う必要なかった… ま、まあいいか (;^ω^)
鬼滅にハマってるのはこの記事で白状済みです
ほんとに面白かった… アニメ「鬼滅の刃」イッキ見したので感想書きます
今回のストーリーは原作の7・8巻にあたり、テレビアニメ1期の最終回の続きになっています。
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なのでまったく知識なく初見だとわからない部分が多いでしょうから、事前にこれまでの流れを読むか観るかしてからの鑑賞がいいと思います。
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あらすじ
鴉からの通達で炎柱・煉獄杏寿郎と合流すべく無限列車に乗り込んだ炭治郎、善逸、伊之助。
客車を進み、駅弁を堪能している煉獄を見つけた炭治郎は、先の戦いで下弦の伍・累を圧倒したヒノカミ神楽の秘密を知りたく「炎の呼吸」との関連について訊いてみる。
しかし煉獄もヒノカミ神楽は初耳で関連性は知らない、と答えた。
そして今回の任務の話を聞くと、この列車内で複数人が行方知れずとなっており、明らかに鬼が絡んでいるとみて派遣された隊員たちも姿を消しているため、柱である煉獄が乗り込んだ次第だという。
てっきり鬼の元に向かっているのだと思い込んでいた善逸は、この列車に鬼が出ると聞いてパニックで喚き散らす。
そこへ車掌がやってきて4人の切符にハサミを入れた。
客車のドアが開き、鬼が現れた。
技を出して瞬殺する煉獄の動きに炭治郎たちは瞠目する。
次の車両にも別系統の鬼がおり、逃げ遅れた人を守りながら危なげなく退治した。
炭治郎たちは感激し、口々に「自分を弟子にしてください」と煉獄に頼み、煉獄は気前よく了承する。
しかしこれは全て煉獄が見ている夢の中の出来事だった。
先頭の運転室の真上で、下弦の壱・魘夢が仕組んだ罠だったのだ。
切符に切り込みを入れたことで術が発動し、煉獄はじめ炭治郎たちも深い夢の中に落ちていた。
その間に“幸せな夢を見る”ことを望む4人の人間に、各人の「精神の核」を破壊するように命じている。
彼らは一人ずつロープで手首を繋ぎ、炭治郎たちの夢の中に入り込み、さらにその外側の「無意識の領域」にある「精神の核」を探す。
それぞれ幸せな夢を見てニヤニヤする善逸と伊之助。
そして炭治郎は夢の中で、懐かしい家族と一緒に暮らしていた。
失った幸せに涙を流す炭治郎だが、水面に移った自分に「起きろ!攻撃されている!」と警告され、これは“夢”だと認識する。
列車の中では、起きて箱から出てきた禰豆子が炭治郎を起こそうとしていた。
頭突きをしても起きない炭治郎に業を煮やした禰豆子は、血鬼術・爆血を使って炭治郎を燃やす。
現実の禰豆子が血を流していることに気づいた炭治郎は急いで目覚めようとする。
しかしやり方がわからない。
そのとき父がヒントをくれ、炭治郎は夢の中で自身の首を切った。
覚醒した炭治郎は、車内の状況の異常さに困惑する。
意識がないまま侵入者の首を絞めて動きを止めている煉獄。
爆睡している善逸と伊之助。
手首が他人と繋がっているロープ。
理解する前に、覚醒した侵入者たちが千枚通しを手に、炭治郎を囲んだ。
炭治郎と繋がっていた結核の青年だけは改心している。
鬼を倒すため炭治郎は彼らを気絶させ、鬼の臭いがする先頭車両を目指した。
禰豆子には皆を起こすように頼み、自身は窓から列車の上部に乗り移って魘夢と対峙する。
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感想
夢の中で家族の引き留める声を振り切って現実に戻ろうとする炭治郎のシーンでまず泣きました。
いやまあ、ここ絶対泣かせにくるシーンですけどね。
「竈門炭治郎のうた」、ここでひっそりと流れますから。
神回19話のときのように盛り上げる感じの流し方ではなく、哀切を出す静かな流れ方です。
炭治郎で泣かせる分、善逸とイノちゃんが笑かしてくれるのでバランスはバッチリ。
侵入者さんたちもいいビビりっぷりでした。
今回の中心となる敵・魘夢ちゃん。
「お眠りィ~~」と意識を飛ばさせるイヤらしい戦い方です。
しかも列車と一体化して、列車の中も外も魘夢ちゃんの肉 (細胞?) で覆われて、すごいグロ!
イヤー! 魘夢ちゃんキモ―――い!!
でも劇場物販用の、魘夢ちゃんの手袋欲しかったんですよね…
売り切れてた。無念(ノД`)・゜・。
これからの季節、車に積もった雪を払いのけるのに使えるな~、と思ってたのに。
あと断末魔はステキです(・∀・)
そして魘夢ちゃん倒して息つく間もなくやってくる猗窩座。
声優は石田彰さんですか、ほっほーう。
思っていたよりも声の高い人が起用されましたが、演技の上手さは折り紙つきですものね。
煉獄 VS 猗窩座戦は目を離す余裕ないです。
互いに譲らない怒涛の猛攻の迫力に圧倒されました。
炭治郎とイノちゃんが「入れない…」と立ち尽くすしかないのと同じ状況を味わいます。
その死闘の末にやってくる煉獄さんの最期。
……泣きました (二度目)
ハッピーエンドではないのだけれど、亡くなったお母さんが誇らしげに褒めてくれて、笑顔で煉獄さんは逝ったので、嫌な終わり方ではないんですよね。
炭治郎たちの悲しみは深いんだけど、煉獄さんの言葉のおかげで引きずらずに前を向けるラストだから、後味は悪くないです。
そして主題歌「炎」でまた泣かせにきます (三度目 てゆーかまだ二度目の涙が引っ込んでないうちに…!)
ストーリーやセリフも良かったし、相変わらず作画・音楽・演技のクオリティも高いです。
見どころをひとつやふたつに絞るのは無理です。
雑に聞こえるかもしれないけど、全部です全部。
そしてエンドロールを見ると、役名のない「その他大勢」の中に江口拓也さんの名前が…(たぶん結核の青年役)
他にも見覚えある名前も… (流れるのが早くて一瞬しか見れなかった)
相変わらず主役級の声優を使い捨てにしていますww
こちらもよろしくお願いします
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