海外ドラマ「ビッグバン・セオリー」で英語学習 season4 第1話~第6話
まさかのシェルドン×エイミー=シェイミーのカップルが成立。
ペニーもドビックリのseason4スタートです。
ビッグバン★セオリー 〈フォース・シーズン〉 コンプリート・ボックス(6枚組) [DVD] 新品価格 |
第1話「オタク式ロボットアーム活用の法則」
JPL
「ジェット推進研究所」
NASAとの共同運営で、無人探査機等の開発や運用に携わっています。
How long has this been going on?
「いつから付き合ってるのよ?」
シェルドンに彼女ができたと初めて聞いたペニー。
驚愕しながら聞いてきます。
男女交際だけではなく、物事がいつから続いているのかを訊くのに、まるっと使えるセリフなので載せました。
I am so digging the shamy.
「シェイミーのファンになっちゃう」
まだエイミーに会ってないうちから面白がるペニーです。
diggingは俗語で「気に入る」という意味があります。
winter solstice
「冬至」
That’s an amusing factoid.
「すごい妄言ね」
factoidは、立証が為されていないのにマスコミなどによってそれが事実だと世間に受け入れられている「疑似事実」のことをいいます。
でっち上げや都市伝説など、この単語に合う事象は意外と多そうですね。
You think you could be a little more discreet?
「もうちょっと控えめに言ってくれない?」
discreetは「控えめ、(言動が)慎重な」です。
このドラマ、誰も彼もズケズケと赤裸々に物言うもんで…(;´∀`)
たしかに、もっとオブラートに包んでよ~、と思うことあるから、そうお願いしたいときに使えるセリフです。
第2話「オタク青年VS スティーブ・ウォズニアックの法則」
I’m a little low on cash.
「手持ちが少ない」
いつもの夕食時、お金を折半し合ってピザを食べる日ですが、またもやペニーが現金を持ち合わせていませんでした。
当たり前のようにレナードが「後でいいよ」と甘やかして、借金が膨らむ一方になります。
low on cashで「現金があまりない」です。
On the other hand, it might have been the brussels sprouts.
「もしかして、芽キャベツが原因だったかも」
長生きしたい、と思うシェルドン。
夕食は芽キャベツでした。
そこへ夜中に腹痛がやってきて、もしかして虫垂炎かもしれない、と疑います。
レナードに病院に送ってもらおうとした矢先、高らかな屁の音を響かせました。
on the other handは「その一方で、それに反して」です。
このセリフの場合、虫垂炎だと思っていたけど実は…、ということでこのイディオムが使われています。
いややっぱり、というような思い直すときに使えるんですね。
brussels sproutで「芽キャベツ」です。
いくつか食べていたので複数形になっています。
You think you have me stymied, don’t you?
「ぼくをやり込めたつもりか?」
なんと説明していいのやら…
変なロボットになっているシェルドンに、レナードがドアを開けてくれません。
stymieは「妨害する、~を困った立場に追い込む」です。
第3話「オタク式破局の法則」
potty
「おまる」
You’re right, he’s a festival of humdrum chitchat.
「あなたのいう通り、この人おしゃべりクソ野郎ね」
ジョン&ヨーコどころかヨーコ&ヨーコとまで言われてしまっているシェイミー。
一緒の食卓に来てしまったから、レナードはなんとか場の空気を和ませようと話を振りますが、エイミーにこんなことを言われてショックを受けます。
hundrumは「退屈な、単調な」で、chitchatは「くだらないおしゃべり」になります。
フェスティバルの中の、という辺り、騒々しいというイヤミも入っているのかもしれません。
Seconded.
「賛成」
誰かの意見に賛成するときに使います。
言いだしっぺ (first person) の意見に異議なし、と表明している自分は second person という位置づけなのでsecondedになるんですね。
He said that you were pining for a young lady.
「ある若い女性に恋焦がれているって聞いたわよ」
エイミーとケンカ別れして、寂しさから猫を次々と飼っていくシェルドンを心配したレナードは、彼の母親に連絡をとります。
pining forは「~が恋しい」です。
第4話「ケイティー・サッコフとジョージ・タケイの法則」
You really want to dot the i’s and cross the t’s.
「本当に細かいヤツだな」
シェルドンの部屋でラージと共同研究をすることになりますが、ラージの机を入れる入れないで揉めます。
何しろ自分の空間をいじられるのを嫌うシェルドンです。
ラージも、後で文句を言わせないために細かい注文もつけておきます。
dot the i’s and cross the t’sは、i の点もちゃんと引くし t の横線もしっかり引く、ということから「細かい所まで気を配る、隅々まで手を抜かずきっちりやる」というイディオムになります。
Knock yourself out.
「どうぞご勝手に」
ラージがシェルドンの部屋に自分の机として置いたのは、巨大で重厚なテーブルみたいなものでした。
怒りまくるシェルドンに対してラージは涼しい顔。
この机を部屋の外に出してやる、と息巻くシェルドンですが、そんな腕力がないのは知ってるので、ラージは鼻で笑ってこう言います。
このセリフ丸ごとで「どうぞご自由に、好きにしていいよ」になります。
Help yourself. よりくだけた表現ですね。
tit-for-tat
「しっぺ返し戦略」
ゲーム理論「囚人のジレンマ」の戦略のひとつで、対人関係においてかなり有効なことを言われています。
第5話「ガールフレンドの母親とご対面の法則」
As per your suggestion, we’re hanging out.
「きみの提案に従って、一緒に過ごしてる」
エイミーともっと一緒に過ごしたら?とシェルドンに提案していたレナード。
気づけば自分だけ彼女がいないことで、リビングでひとり落ち込みます。
そこへシェルドンがやってきて、さらにパソコンからエイミーがテレビ電話で話しかけてきてレナードはびっくり。
何してんの?と訊くと、シェルドンからこう返されました。
as perは「~に従って」です。
そしてhang outには「友達同士で遊ぶ」という意味があります。
You’re going off the grid.
「で、逃げ回ろうとしてるわけね」
エイミーから、母に会ってほしい、と言われてビビッてしまったシェルドンは、別れのメールを送ってメアドや電話番号を変え、住所まで無理やり変更(のつもり)してエイミーとの接触を回避しようとします。
off the gridは「網の目をかいくぐる」で、「電気・水道に頼らない自給自足生活」もいいます。
The old Unabomber approach. Kudos.
「ユナボマーみたい。さすがだね」
上記に続くレナードのセリフで、しっかりイヤミです。
ユナボマーはアメリカの連続爆弾魔セオドア・カジンスキーのことです。
優秀な数学者でしたが世俗から離れて自給自足生活を送っていました。
上のoff the gridと引っ掛けています。
kudosは「称賛、賛辞」で、これを間投詞的に使って「さすが、すごいじゃん」という話言葉に置き換えられると分かります。
第6話「友達の妹と裏切りの法則」
Hands off my sister.
「妹に手を出すなよ」
ラージが妹のプリヤを大学に連れてきます。
彼女がお手洗いまでレナードに案内されている間、残ったふたりにこう言いました。
もちろんハワードに言っています。
hands offで「手を出さない、干渉しない」になります。
Here is the clincher.
「決め手はこれ」
clincherは「決定的要因、決定打」です。
Friends overlook each other’s minor lapses.
「友達なら、互いのささいな過ちくらい許し合おうよ」
4人それぞれ互いの協定違反をしたりウソついたり… 大暴露大会になりました(;´∀`)
でも最後はレナードのこの言葉で締めくくられます。
overlookは「見落とす、大目に見る」で、lapseは「ちょっとしたミス」をいいます。
snow corn maker
「かき氷機」
snow cornで「かき氷」ですね。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
前回はこちら
ビッグバン★セオリー 4thシーズン 前半セット (1~12話・3枚組) [DVD] 新品価格 |