「新・英語をもう一度最初から」でやり直し英文法 part8 「仮定法」総ざらい

東進ブックス「新・英語をもう一度最初から」を使った英文法学習の続きです。
今回はまるごと仮定法に勉強します。
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仮定法過去
仮定法過去は
○現時点で実現が不可能
○現在の事実に反している
以上の事柄をいろいろ思い浮かべる(仮定してみる)表現法のことです。
【ルール】
現在を中心とした話題でも、動詞や助動詞を過去形にしなければなりません。
特にbe動詞は、どんな主語でもwereにするのが原則です。
【基本形】
1. If+主語+過去形, 主語+(would / should / could / might)+動詞原形
「今もし~だったら、……だろうに」
2. If only+主語+過去形
「~しさえしたらなあ」
3. I wish+主語+過去形
「~したらなあ」
4. It is (high) time+主語+過去形
「もう~していなければならない時間だ」
5. as if [またはas though]+主語+過去形
「まるで~するかのように」
※主節の動詞は過去形にする必要はないので注意です。
従属節の中の動詞だけが過去形になります。
6.以下4つ、全部「今もし~がなければ、……」です。
○If it were not for~, 主語+(would / should / could / might)+動詞原形
○ Were it not for~, 主語+(would / should / could / might)+動詞原形
○ But for~, 主語+(would / should / could / might)+動詞原形
○ Without~, 主語+(would / should / could / might)+動詞原形
7. Would that+主語+過去形
「ああ、~すればいいものを」 ※古風な祈りの言葉
仮定法過去完了
仮定法過去完了は
○過去に実現しなかった
○過去の事実と逆
以上の事柄を思い浮かべる表現法です。
【ルール】
原則、文中に過去完了[had+過去分詞]を使います。
【基本形】
1. If+主語+過去完了, 主語+(would / should / could / might)+have+過去分詞
「あの時~していたら、……したことだろう」
2. If+主語+過去完了, 主語+(would / should / could / might)+原形動詞
「あの時~していたら、今頃……だろうに」
3. If only+主語+過去完了
「あの時~してさえしたらなあ」
4. I wish+主語+過去完了
「あの時~していたらなあ」
5. as if [またはas though]+主語+過去完了
「あの時まるで~だったかのように」
※as ifから後ろの節だけが仮定法過去完了になるので注意です。
主節の動詞は、その時々に合わせて現在形にも過去形にもできます。
6. 以下4つ、全部「あの時もし~がなかったら、……したことだろう」です。
○If it had not been for~, 主語+(would / should / could / might)+have+過去分詞
○ Had it not been for~, 主語+(would / should / could / might)+have+過去分詞
○ But for~, 主語+(would / should / could / might)+have+過去分詞
○ Without~, 主語+(would / should / could / might)+have+過去分詞
仮定法未来
「今もし~したら」と、起こる可能性の少ない事柄を思い浮かべる表現法です。
形は二種類。
- If+主語+should+動詞原形, 主語+(will / shall / would / should)+動詞原形
- If+主語+were to+動詞原形, 主語+(would / should / could / might)+原形動詞
仮定法原形
相手の行動などを強く促す意味の動詞の後に続くthat節内を主語+動詞原形にする表現法です。
【相手の行動を強く促す動詞】
advice「忠告する」
ask「頼む」
demand「要請する」
desire「強く願う」
insist「要求する」
order「命令する」
propose「提案する」
recommend「勧める」
request「要望する」
require「要求する」
suggest「提案する」
urge「強く促す」
以下の形も強く促す表現として、that節内の動詞を原形にすることが決められています。
○It is essential that~「~することが不可欠だ」
○It is necessary that~「~する必要がある」
○be anxious that~「~することを切望する」
仮定法のif節に相当する表現
仮定法の文にはifで始まる節(if節)に相当する特殊表現があります。
文の表面にifが見当たらなくても、背後に「もし~ならば」という意味が隠されているので見破ることが必要です。
1. Ifを省略したため、その後に続く主語と動詞(または助動詞)の語順が逆になった形
例: Were you sick,~ = If you were sick, ~
2. 主語の中にIf節の意味が含まれた形
例: A Japanese would~ = If he were a Japanese, he would~
3. To不定詞で始まる句にIf節の意味が含まれた形
例: To see her, they would~ = If they saw her, ~
4. 分詞で始まる句にIf節の意味が含まれた形
例: Arriving late, you~ = If you arrived late, ~
5. 場所・立場・時を表す副詞や副詞句にIf節の意味が含まれた形
6. Withで始まる句にIf節の意味が含まれた形
7. 前文と単語otherwise(そうでなければ)の組み合わせの中にIf notの意味が含まれた形
8. 関係代名詞で始まる節にIfの意味が含まれた形
9. In case / Suppose / Supposing がIfという単語の代わりに使われた形
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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