海外ドラマ「プリズン・ブレイク」で英語学習 season1 第7話~第12話
マリリンちゃああああーーーーん 。゚(゚´Д`゚)゚。
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第7話「悪魔の孔 Part2」
Just cut the crap, Warden, and tell me where my daughter is.
「御託はいいから、娘はどこか教えろ」
刑務所内の女医サラは知事の娘です。
暴動が起こり、彼女の身を案じる知事が自ら刑務所にやってきました。
実は彼女は医務室から動けず、かなりのピンチになっているのですが、所長は知事相手にごまかそうとして怒られてしまいます。
cut the crapで「くだらないことを言うな」というフレーズになりますが、スラングです。
使うときは要注意。
and以下の後半の文の語順にも注目したいセリフですね。
He’s the only leverage we have.
「こいつは俺たちの切り札だ」
脱出用の穴を見つけてしまったティーバッグは無理やり仲間に入ります。
同じように見てしまった看守のことを殺そうと主張しますが、他の皆は反対しました。
看守を殺すことはさすがにまずいとアブルッチすらも分かっています。
leverageは「梃子」ですが「(目的を達成するための)力」の意味もあります。
第8話「ルート66」
He’ll be out of picture soon enough.
「すぐにいなくなるさ」
ティーバッグがマイケルたちにつきまとってウザいです。
でも看守を殺した彼は、ベリックらにバレてより厳しいところに移るだろう、とマイケルは考えます。
out of pictureで「無関係で、退場している」です。
Besides, it’s a moot point.
「加えて、それは解決策にはならない」
愛猫マリリンがいなくなって意気消沈しているウエストモアランドに、マイケルは「他の猫を飼ってはどうか」と提案します。
ウエストモアランドは「いらない」と首を振り、こう付け加えました。
マリリンだけが特例で飼うことを許されたので、他のペットは刑務所では飼えないのだそうです。
moot pointとは、話してもムダで終わる・申し入れても善処されない「問題点、論点」のことをいいます。
例えばこの場合、ウエストモアランドがポープやベリックに「別のペット飼わせて♡」と頼んでも「あー、わかったわかった、考えとく」と聞き流されて、その後進展も変化もなくスルーされてしまう、ってことですね。
I’ve made it a point to keep my nose clean ever since I walked into this place.
「服役してから、面倒事は避けるようにしてるんだ」
他の囚人のことをチクれば必ず仕返しされるのが刑務所です。
ベリックに看守殺しは誰か訊かれるウエストモアランドですが、こう言ってティーバッグが犯人だと密告はしませんでした。
make a point to + 不定詞で「~するよう留意する」になります。
そしてkeep one’s nose cleanは「面倒に巻き込まれないようにする、行儀よく振舞う」です。
Have they gotten very far?
「進展はあった?」
リンカーンの元に記者がやってきました。
ヴェロニカとニックが、彼の冤罪を晴らすために奔走してくれていることを打ち明けると、記者からこう尋ねられます。
get farには「進歩する、成功する」の意味があります。
第9話「トゥイーナー」
I’m in the crosshairs the same way you are.
「僕だって狙われているんだぞ」
いつまでも疑いの目を向けるヴェロニカに、ニックも怒りを露わにします。
be in the crosshairsで「標的になる、照準に入っている」です。
You’re just caught in the middle, aren’t you?
「両方から爪弾きで居場所がないな」
新入りの白人青年が、なんとか刑務所でうまくやっていこうとして黒人にも白人にも声をかけるのですが疎ましがられます。
そんな彼に目を付けたティーバッグが声をかけ、tweener (中流階級)とあだ名をつけました。
be caught in the middleは「板挟みになる」というイディオムです。
You got a foul mouth, you know what?
「お前、今なんてこと言った」
ティーバッグはトゥイーナーを性的に狙っています。
本気で嫌がるトゥイーナーは、ティーバッグを「ホモ!」と罵りました。
ニヤついていたティーバッグも、その言葉で真顔になります。
foul mouthは「言葉遣いの汚い人」を指します。
後半のyou know what? はネイティブがよく使う表現で意味が多様にあります。
ポジティブなものがほとんどですが、ここでは「お前なぁ」とか「分かってんのか」といった怒りのニュアンスが入っています。
第10話「策士」
バートラム局長がリズボンの命を狙ってるー!
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They clipped my wings.
「俺の権限を取り上げやがった」
いつまでもフィバナッチの居所をマイケルに吐かせられないアブルッチに業を煮やした幹部マフィアのフィリーは、刑務所内で刑務作業の采配を決められるアブルッチの権限を、ベリックを通じて取り上げてしまいます。
clip one’s wingsは「人の活動力を削ぐ、行動を制限する」になります。
quid pro quo
「交換条件、見返り、代替品」
You scratch my back, I’ll scratch yours.
「持ちつ持たれつってヤツさ」
マイケルはフィリーと直接交渉。
フィバナッチの居場所を教える代わりに金銭を要求します。
このセリフそのもので、ことわざ「魚心あれば水心」です。
第11話「七人の壁」
I’m a pack rat.
「ガラクタを捨てられないのよね」
pack ratはスラングで「役に立たないもの・使わないものを溜め込む人」のことをいいます。
esophageal cancer
「食道がん」
第12話「邪魔者は殺せ」
One of us has gotta take a hike.
「誰かひとり、リストラしないといけない」
脱獄仲間が増えすぎてしまいました。
看守の見回りが18分ごとと分かり、鉄格子を切るのに5分・脱出するのに1人2分の計算でいくと、全員が脱出するには時間が足りません。
take a hikeは本来命令形で「出ていけ・去れ」になります。
You should be up there calling the shots with the rest of the suits.
「お前は本来なら、この計画の中枢でもおかしくないはずだ」
だれがリストラされるか疑心暗鬼が生まれるなか、新参のシーノートがスクレに「俺かお前のどちらかだろうな」と言ってきます。
マイケルと同房で初期からこの脱獄計画に関わっていましたが、詳しい計画は話してもらえていません。
穴掘りだけさせられて置いてけぼりになる可能性もある、とスクレに不安を植え付けます。
be up there with somebodyは、くだけた表現で「他者と同等の能力がある、特別なスキルを持っている」を意味します。
そしてcall the shotsは「支配する、采配を振るう」です。
suitsは「幹部、重役」のことをいい、ここでは立役者のマイケル・脱獄後に役立つアブルッチやウエストモアランドら「中心人物」を指していると思われます。
前にrest of「残りの~」がついているので、スクレも中心のひとりと数えることができるのに、というニュアンスが含まれているのだと思います。
Maybe somewhere down the road.
「まあ、いずれな」
看守に盗まれたマイケルの金時計をスッてきたトゥイーナーは、約束通り刑務作業 (実際には脱獄準備) に参加させてほしいと願い出ます。
だけどもう脱獄仲間をこれ以上増やせません。
マイケルは「残念だけど…」と断ります。
somewhere down the roadで「いつかそのうち、いつの日か」という成句です。
I ain’t gonna hold my breath.
「期待しないで待ってるよ」
断られたトゥイーナーのセリフです。
hold one’s breathは、気がかりな結果を待ちながら「息を凝らす、固唾を飲む」という場合にも使います。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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