海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season4 第1話~第6話
前シーズンラストでワイルデン刑事が死亡。
その葬儀の後、恒例のAからのメッセージ。
各シーズン第1話のラストの定番展開です。
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第1話「終わらない “A” 」
I don’t think we’re waiting for this “A’s” shoe to drop.
「Aの動きをビクビクしながら待つなんて思わなかった」
Aはワイルデンを殺し、その罪を4人になすりつけようとしていると推測されます。
次の動きを警戒しながらも何も出来ない状況にハンナは苛立ちます。
wait for the other shoe to dropで「(必ず起こることに対して) 不安な気持ちで待つ」ことをいいます。
このセリフでは、待たせているのはAと決まっているので、the other の部分が変えてあります。
Since there’s a viewing, you can assume that he’s been embalmed.
「棺の中の彼を見れば、防腐処理されてることに気づくわよ」
ワイルデンの葬儀にやってきた4人。
棺を担ぐ人たちを見て、ひどい臭いの腐乱死体の傍にいられるなんて、とハンナは眉を顰めました。
それをスペンサーは間違いであることを指摘します。
viewingは「棺に納められた故人との対面」の意味があります。
embalmは「遺体の防腐処理をする」です。
「エンバーミング」という言い方も定着しているでしょうか?
それの動詞形です。
第2話「泥まみれの靴」
Hanna, that thought never even crossed my mind.
「ハンナ、そんなこと少しも考えたことないわ」
ハンナは、自分の母がワイルデンの死をハンナの仕業ではないかと思っているんじゃないか、と疑問に思います。
率直に聞くとこう言われました。
cross one’s mindで「頭をよぎる」になります。
I was thinking of bagging school today.
「今日は学校をサボろうと思ってたの」
登校前にやってきたトビーにこう言ってデートに誘うスペンサーです。
bagの動詞には米略語で「~をやめる、しないことにする」の意味があります。
What that person doesn’t realize is that if I don’t offer that up, A’s gonna serve it up on a silver platter.
「小論文で嘘を書いたら、Aはそれを暴くネタを易々と手に入れて攻撃してくる」
第一志望のペンシルバニア大の早期受験で不合格だったスペンサーは、本試験用にエズラから小論文の添削をしてもらいました。
しかし正直に書きすぎていることが合格を逃している、と指摘されて戸惑います。
なぜなら嘘をつくたびにAはそこを突いて彼女を脅迫してくるから。
そのため小論文で嘘を書くことに抵抗を持っています。
文頭のWhatは、仮定や推測を表現するための形式として置かれています。
on a silver platterは「欲しいものが何の苦労もなく・易々と手に入る」というイディオムです。
第3話「次なる標的」
Take motherhood off the table for a minute.
「母親であることは一旦忘れよう」
アリアの母エラの恋人ザックがオーストリアに行くことになりました。
一緒に来てほしい、という彼に、子供たちのことが気がかりでOKと言えないエラにザックはこう言います。
off the tableは「話題・検討の対象から外れる」です。
…私、いまパワーポイントで自分用の単語帳を作っているんだけど、このイディオム作ってあること思い出しました…
なかなか覚えられないものですね。
第4話「疑惑のマスク」
Take it down a notch.
「ちょっと落ち着いてよ」
スペンサーに食って掛かるハンナをアリアが窘めます。
このセリフそのもので「程度を一段階下げる」ことをいい、興奮している人やプライドを高くしている人相手にも使える表現です。
第5話「隠し部屋」
I help applicants put their best foot forward and try to get them Face Time with people who can champion them.
「志願者たちが好印象を持たれるようにして、人脈を広げる手伝いをしているよ」
エミリーのバイト先のカフェで、スペンサーが進学カウンセラーのブレンダンと面談することになっています。
遅刻するスペンサーを待つ間、エミリーはブレンダンの話し相手になり、どんな仕事なのか聞きました。
put one’s best foot forwardは「できるだけ良い印象を与えようとする」というイディオムです。
ちなみに米ではこの意味ですが、英だと「急ぐ、全力を尽くす」になります。
Face TimeはApple社が提供しているビデオ通話機能のことです。
そしてchampionは動詞で「擁護する、支持する」意味があります。
第6話「暴かれた銃」
Did you see that smirk on her face?
「あのニヤニヤした顔、見た?」
モナに不信感を抱いているエミリーが、彼女と別れてからアリアにこう聞きます。
smirkは「にやにや笑い、作り笑い」です。
今回はここまでです。
お疲れ様でした
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海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season3 第19話~第24話
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