「デサント・オ・ザンファー 地獄に堕ちて」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

デビュー作「ラ・ブーム」でアイドル的人気を誇ったソフィー・マルソーが、大人の女優に脱皮しようと奮闘していた時期の作品です。

「ラ・ブーム」で父娘を演じていたクロード・ブラッスールと、年の離れた夫婦役で大胆なラブシーンを演じたため、父子相姦のようだと物議を醸しました。

しかし当時20歳のソフィー・マルソー…あぁ可愛いホント可愛い(*´Д`)

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あらすじ

作家のアランは、20歳以上年下の妻ローラと一緒にハイチにやってきた。

しっくり来ていない夫婦関係を改善しようとアランは考えているのだが、ローラはアランに興味を持っていない。

せっかくのリゾートなのにローラはプールとお風呂ばかりで、アランと夕食を共にしようともしない。

アランは仕方なくバーで一人飲み、ときどき執筆をするがスランプ気味だった。

ある日、ローラが珍しくラウンジまで来ていたが、目の前には若い男が座っていた。

自分には向けない笑顔を見せるローラに、アランは面白くないが、談笑する二人の間に割って入る勇気はない。

アランは飲酒の量が増え続ける

そして、ある部屋の前まで来たとき、ローラが他の男と寝ている声を聞きてしまい、アランはホテルの外にあるバーで前後不覚になるほど酔っ払った。

バーでケンカが始まってしまい、少し酔いが醒めてしまったアランは、大金をビラビラさせながらお勘定を頼む。

しかし店長が気づかないのでまた懐に仕舞ったところを、アランの近くの席にいた客が見ていた。

店を出て千鳥足でホテルに向かうアランの後を、男が尾行する。

人気のない路地に来たところで男はアランに襲い掛かり、むりやりお金をもぎ取ろうとした。

揉み合っているうち馬乗りにされたアランは必死に手を動かして転がっている瓶を掴んだ。

そして割れている先端を男の喉に突き刺す。

男は絶命し、アランは闇に紛れるようにしてホテルまで逃げ帰った

血まみれのアランの服を見たローラは、憔悴するアランに替わってテキパキと証拠隠滅を図る

翌朝からローラはアランに寄り添い、二人はジャクメルまで足を延ばして一泊することにした。

しかしそこへホテルの支配人と懇意にしている地元の男テオフィルが、婚約者リュセットを伴ってアランを追ってきた。

テオフィルは昨晩のアランの殺人現場を目撃していたのだ。

そして凶器の瓶を拾ってあると言う。

そこにはアランの指紋がついている。

彼らはアランとローラに10万ドル支払うように強請ってきた。

 

感想

ずっとアランに対して冷たい態度を取っていたローラでしたが、アランが殺人を犯して気落ちしている姿を見てから、彼女の態度は軟化します。

落ち込んでいる夫を見て「自分がしっかりしなければ」という気持ちになったのだと思います。

血の付いたジャケットを洗いますが、当然落ちるはずがありません。

がっくりと項垂れてベッドに腰掛けているアランの代わりに、ローラはひとり夜の街をオープンカーで走り抜けて、誰もいない空き地でアランの服を燃やしました。

それまでは食事も別々でしたが、翌朝は一緒にホテル内のレストランで朝食を取ります。

外を歩く時も、彼を勇気づけるように、自分からアランの手を握りました。

そしてテオフィルたちに脅しをかけられてからは、落ち込んで何もできずにいるアランとは対照的です。

ローラはすぐに金策に走り、親兄弟に連絡をとりますが断られます。

しかし手持ちの貴金属を同じホテルの宿泊客である婦人に売って工面しました。

そしてリュセットに連絡して、女同士だけで交渉を済ませます。

受け取った凶器は、帰り道ですぐ海に捨てました。

ものすごく精力的に行動しています。

このテキパキさは、ブレインとしてかなり優秀。

だけどその裏で、ローラはずっとアランに隠していたことがありました。

彼女は結婚する前、地下鉄構内で見知らぬ男に襲われて、隙をついてナイフを握っている男の手をそのまま男自身の身体に突き立てて逃げ延びたことがあるのです。

間違いなく正当防衛なのですが、彼女自身はこれを罪として捉えていましたし、トラウマのために不感症となり、時にフラッシュバックも起こって悩んでいました。

アランに対してずっと冷たく距離を置いていたけれど、事件をきっかけに態度を軟化させたのは、アランが自分と同じ経験をしたことで「分かり合える」と感じたからでした。

私はずっと鏡の裏側にいた。

だけどあなたもこちら側にやってきた。

ローラはそう言って、アランに理解と共感を示しました。

同じ世界の住人になって、ようやく夫婦として形になったのです。

極端な見せ方だけど、住む世界が違う者同士や価値観が違っている同士の結婚では相互理解が必要、というテーマが根底にある作品でした。

 

チープな雰囲気が漂う本作ですが、リュセット役のマリー・デュボアがセザール賞助演女優賞に輝きました。

親しみのある丸顔で笑顔全開。

いかにも人が好さそうな見た目で鬼畜な脅しをかける彼女。

いい感じの悪役です(・∀・)

お金を受け取った後の強欲丸出しでお札を数える姿も生き生きしています。

フランス語って数詞は語尾がソンで終わるのが多いのでしょうかね?

(一時期学習したことあるけど忘れた)

リズミカルに「セッソン・スワッソン・ユイッソン…(超適当)」と数える声が何だか「アッソーレ、アッソーレ…♪」なんかに通じる、祭りを盛り上げる掛け声っぽくて「おばちゃんノリノリっすね」と思いました。

大金を手にしてお祭り気分のテンションになっているのがすごく分かりやすかったです。

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