海外ドラマ「クリミナル・マインド」で英語学習 season11 第1話~第6話
キャラハンの退職、JJの産休により現状5人しか稼働していない人手不足のBAU。
面接そして第1話で起きた事件のサポートを通してタラ・ルイスが採用されます。
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第1話「白い仮面」
It’s a fair point.
「いい線いってるよ」
人が少ないため、会議ではテクニカルサポートのガルシアも慣れないプロファイルをやってみます。
でもみんなが黙ってしまい、「初めてだもん。しょうがないじゃない」と慌てたところ、ロッシからこの言葉が出ました。
fair pointはyou’re right.やcorrectと同じ意味です。
ガルシアが指摘したことは、いいところを突いていたってことですね。
He snuck up on a tweaker who probably hadn’t slept in a couple of days.
「数日間不眠になっている中毒者に近づいたんだ」
被害者はそんな状態の人だったので、近づける犯人とはどんな人なのか。
プロファイルは続きます。
sneak upは「こっそり近づく」。
セリフでは過去形のsnuckになっています。
そしてtweakerはスラングで「覚せい剤中毒者」。
特にメタンフェタミンの中毒にかかっている人です。
第2話「目撃者」
1995年に起きた、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」を題材にしています。
3月20日だったから、もうすぐ25年経つんですね…
亡くなった方や未だに日常生活に戻れずに苦しんでいる方たちが、そのご家族も含めて大勢いらっしゃることを考えると、麻原の死刑が執行されたからと言って風化させてはいけないですね。
それはこの「地下鉄サリン事件」だけではなく、オウム真理教が起こした数々の重大犯罪すべてです。
Sarin is the most volatile nerve agent.
「サリンは揮発性の高い神経ガスだ」
volatileは「揮発性の」です。他に「移り気の」という意味もあります。
そしてnerve agentで「神経ガス」になります。
なんでgasじゃなくてagentなんだろう?
と思ったら、agentには「作用剤、薬品」の意味があるんですね(・∀・)ヘー
Shoko Asahara’s on death row in Japan.
「麻原彰晃は日本の死刑囚監房に収監されている」
朝の通勤ラッシュのバス内で起きたサリンばらまき事件。
オウム信者がやったのか、と疑いますが教祖はこの状態なので指示を出せるはずない、という結論になりました。
death rowで「死刑囚監房」です。
前置詞がonなのが気になりましたが、onにも「中に」という意味がありました。
やっぱり前置詞むずかしい… (;´・ω・) 慣れるしかないのかな
foaming at the nose and mouth
「口と鼻から泡を吹く」
サリンを吸い込んだときの症状のひとつ。
長いセリフの中からここだけ抜き出しました (;^ω^)スイマセン
formは「液体表面にできる白くて小さな泡、あぶく」のことです。
同じ泡でもシャボン玉状のbubbleとは違うんですね。
前置詞もこれまた「から」に惑わされてfromと思い込みそうですが、地点を表すatが使われています。
やはり慣れるしかない…… オオ…ノォ…/(^o^)\
You’ve got a dark streak.
「魔が差したな」
streakは「筋、稲妻」です。
このセリフのdark streakというのは「心の闇が一瞬の稲光のように顔を出したとき」のことを言っているのだと分かります。
イディオムではありませんが、使い勝手は良さそうですね。
第3話「死がふたりを分かつまで」
How was the shoot?
「撮影はどうだった?」
shootには「撮影」という意味があります。
Their weddings have become their wakes.
「彼女たちの結婚式はお通夜に替わる」
結婚間近の女性たちばかり殺される事件です。
wakeに「通夜」の意味があるとは意外でした。
もう目を覚ますことがない人に使う… なんだか皮肉に感じます。
Check for cold feet. Got it.
「小心者を調べるんですね。分かりました」
犯人像の絞り込みで、「暴力犯罪の前歴があり、最近婚約破棄された男」をリストアップするようにホッチたちはガルシアに頼みます。
cold feetは「怖気づく、逃げ腰」という意味です。
婚約破棄されて女性が怖くなっている男性、という意味合いを含んでいるようですね。
You’re gonna give me a big head.
「おだてるなよ」
give someone a big headは「おだてて、いい気にさせる」というイディオムです。
日本語ではおだてられると鼻が高くなりますが、英語では頭がデカくなるんですね(・∀・)
Baby steps.
「ゆっくり行くよ」
彼女のサヴァンナちゃんとの結婚はいつなんだ、とロッシにせっつかれたモーガン。
慌てふためきながら、このフレーズを二回繰り返します。
よっぽど大事なことなんだな ( ̄▽ ̄)
baby stepは「(大きな課題のための) 小さな一歩」のことです。
Just don’t elope.
「駆け落ちはするなよ」
elopeは「駆け落ち、逃亡」です。
第4話「無法者の町」
Why don’t you go home, drink some real coffee, and dry out.
「家に戻って本物のコーヒーを飲んで、アルコールを抜いてこい」
プレッシャーから、職場でウイスキー入りのコーヒーをこっそり飲んでいた警察署長。
彼の挙動からそれを見抜いたロッシはこう助言しました。
dry outは「(アルコール・麻薬) を断つ、カラカラに乾く」です。
第5話「暗闇のアーティスト」
We’ve got an amber alert and tip line set up.
「アンバーアラートを発令して、ホットラインも設置した」
tip lineは「市民からの情報を受け付ける窓口電話番号」のことです。
アンバーアラートのことは、以前の記事でも書いています。
第6話「牧師の過ち」
It’s fresh off the wire.
「連絡が来たばかりの情報です」
fresh offで「やって来たばかりの、直後の」です。
そしてwireには「電信、電話線」の意味があります。
That experiment just backfired.
「その計画が裏目に出てしまったな」
事件が起きた町は、軽微な性犯罪者ばかりのコミュニティになっている社会実験的なところでした。
だからexperiment「実験、試み」が使われています。
backfireは「計画が人にとって期待に反した結果になる」という意味があります。
What if the unsub’s showing his true colors?
「犯人が本性を出したんだとしたら?」
true colorsは「真の姿」です。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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