海外ドラマ「キャッスル」で英語学習 season3 第1話~第6話
「キャッスル~ミステリー作家のNY事件簿」は2009年から2016年まで、全8シーズンまで放映されました。
基本的に1話完結のコミカルなミステリードラマです。
ベストセラー作家のリック・キャッスルが、自分の作品のモデルにしているニューヨーク市警のケイト・ベケット刑事に同行して一緒に事件を解決する筋書きです。
今回もseason3からですが、よろしくお付き合いのほどを <(_ _)>
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第1話「犯人はキャッスル!?」
a bunch of money
「大金」
a bunch of~は、grapeとかflowerなどを後ろにつけて「ひと房」と数えたり、昔のドラマ「愉快なブレディ家」の原題 “The Brady Bunch” (ブレディ家) のような使い方をして「ひとかたまり」などで覚えていました。
なのでa lot of~と同じ使い方をして「大金」という意味になるとは知らなかったです。
英語の言い回し表現って本当多いですね。…日本語もそうか。
第2話「死を予知した霊能者」
My gut says it’s not him.
「私のカンは彼が犯人じゃないって言ってるわね」
容疑者として挙がったマフィアの下っ端くんとその彼女のラブラブぶりを目の前で見せられたキャッスルとベケット。
動機もあるけれど、あのお花畑っぷりは…ってことで、ベケットはこう言います。
gutは、もう日本語にもなっているラケットのガットの他、消化管や腸などの内臓のこともいいます。
そして口語では、ベケットが使ったとおり「直感」という意味があります。
たった3文字しかない簡単な単語ほど色んな意味を持っていますよね~ (;・∀・)
hunchもよく使われますね。
【豆知識】
被害者である霊能者・ヴィヴィアンのところの常連だった母娘が、亡くなった旦那さんが好きだった食べ物を伝えるのに
He loved Arroz con Pollo.
と言っています。
初めて聞いた料理名で、字幕では「チキンライス」と訳されていました。
で、調べてみると「アロス・コン・ポーヨ」というスペイン料理なんですね。
パエリアの上にローストチキンが乗っていて、めっちゃくちゃ美味しそう~♪
汚料理しか出来ないから自分で作るのは無理だけど…うぅ (ノД`)・゜・。
第3話「銃の下」
She was bugging her husband.
「彼女、旦那を盗聴していたんだ」
bugは「盗聴器」のことで、このセリフのように動詞としても利用可能です。
虫とかコンピューターのバグとか、いろいろ使いますが、こんなスパイグッズのことも言うんですね。
Turn yourself in.
「自首して」
辞書だと turn in oneself で「自首する」と出ていますが、セリフでは上記のように、再帰代名詞がイディオムの間に割って入りました。
口語的な表現、というか辞書のほうが文語的な表現? なのかもしれません。
第4話「スチームパンク殺人事件」
So, you were involved with her?
「彼女と付き合っていたの?」
be involved with「関わりを持っている」ですが、「付き合っている」という恋愛関係でも使えます。
なんとなくinvolveに「巻き込まれる」のイメージがついているので、自発的に関係をもつような恋愛ネタにも使用できるのがちょっと意外だった記憶です。
ベケットが容疑者に訊いて、相手は
Not really involved. (付き合ってたっていうんじゃないッス)
と答えていたので、返答のときは with 〇〇 は省略できるようです。
第5話「或る殺人の分析」
drink like a fish
「大酒飲み」
日本語では大トラなんて言われますが、なんだろう、暴れ方の違いでしょうか?
どちらにしても、あまりにもお酒を飲み過ぎる人は“人外”認定されます。
ほどほどに楽しみましょうね。
酒は飲んでも呑まれるな♪
But if we’re lucky we’ll catch a break.
「何か分かればいいんだけど」
catch a breakは「幸運を掴む」という意味で、扱っている辞書も多くないレア表現のようです。
捜査が少し進展しそうなところでベケットが使っていました。
luckyも「幸運」なので、意味が重複している感じです。
「幸運を掴めたら幸運よね」って、そりゃそうだ (;^ω^)
もしかしたら行き詰まった捜査に、「突破口が見つかってほしい」という気持ちからbreakのほうを使ったのかもしれません。
第6話「3XK」
こう書いて “トリプルキラー” と読んでいました。ほっほーう。
horticultural technician
「園芸技術者」
日本語でも通用するgardeningは「庭いじり」という、誰でもとっつきやすい趣味のような簡単なものをいい、本格的な造園などの園芸はhorticulturalなんだそうです。
園芸が得意な人をgreen thumb (米) もしくはgreen finger (英) といいますね。
move on
今回ふたつの意味で使われていました。
まず一つ目は「キャリアアップ」という意味です。
辞書では「転職する」なのですが、アメリカは確か転職するたびキャリアアップしていく、という考え方ですし、言ったキャラもそのつもりなのが分かるので、move on=キャリアアップで間違いないんですね。
そして、もうひとつ「失せろ」という命令で使われています。
あっち行け、とか、何ちんたら歩いてんだ、と凄まれる状況のときに言われるわけで、もしアメリカで暮らしたら、一日に何十回いわれることになるんだろう、とちょっとヘコみました (;´Д`) ← ノロマ&すぐヘンなところをウロチョロする。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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