英文法・英作文補助【一覧表】助動詞の働きをする語句・熟語
動詞原形のすぐ前につけて、動詞の意味を補う働きをする助動詞。
いくつかの単語を連ねて助動詞の働きをするものを紹介していきます。
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助動詞とbe動詞の組み合わせによる独特な意味
must be~
「~であるに違いない」
She must be an angel.
「彼女は天使に違いない」
can be~
「時には~であることもある」
Fujiko can be an enemy.
「不二子は敵になることもある」(by次元)
cannot be~
「~であるはずがない」
Fujiko-chan cannot be an enemy.
「不二子ちゃんが敵であるはずないでしょ」(byルパン)
助動詞の働きをする熟語①
be able to~
「~することが出来る」
We will be able to go everywhere when the COVID-19 comes to an end.
「新型コロナウイルスが終息すれば、どこにでも行けるようになります」
be about to~
「ちょうど~しようとしている」
When I entered the living room, my cat was just about to eat the fish on the table.
「リビングに入ったら、飼い猫がテーブルの上の魚を食べようとしていた」
have to~
「~しなければならない」
I have to be hospitalized at the end of this month.
「私は今月末に入院しなければなりません」
don’t have to~
「~する必要はない」
You don’t have to bring anything to the party.
「あなたはパーティーに何も持ってくる必要はないですよ」
have only to~
「~しさえすればよい」
You have only to take notes what I say.
「私が言うことをメモするだけでいい」
ought to~
「~すべきだ」
She ought to go back to her parents’ house.
「彼女は実家に帰るべきだ」
ought not to~ ※notの位置に注意
「~すべきではない」
You ought not to rise a provocation of the others.
「相手の挑発に乗るべきじゃない」
had better~
「~した方が良い」
You had better go out in warm clothes today.
「今日は暖かい服装で出かけたほうが良いですよ」
had better not~ ※notの位置に注意
「~しない方が良い」
You had better not be mean to yourself.
「自分を卑下しない方が良いですよ」
助動詞の働きをする熟語②
would like to~
「(これから)~したい」
Where would you like to go?
「どこに行きたい?」
may well~
「~するのは当たり前だ、~するのは無理もない」
You may well be angry with him.
「彼を怒るのも当たり前ですよ」
may as well~ / might as well~
「~した方がましだ、~した方が良い」
You may as well see her at once.
「すぐに彼女に会ったほうがいいですよ」
cannot but~
「~しないわけにはいかない」
I cannot but admit his ability.
「彼の能力は認めざるを得ない」
would rather~
「むしろ~したい」
I would rather go home than stay here.
「ここにいるより、家に帰りたい」
would often~ ※あいまいな過去の習慣
「よく~したりしたものだ」
I would often go around the café.
「よくカフェ巡りをしたものです」
used to~ ※ほぼ日課になっていた過去の強い習慣
「常に~したものだ、いつもそこにあったもんだ」
I used to go to the café.
「いつもそのカフェに行ってました」
cannot … without ~ing
「…すると必ず~する」
I cannot play online games without wasting a lot of time.
「オンラインゲームをすると必ず長時間ムダに過ごしてしまう」
cannot ~ enough
「いくら~しても、しすぎることはない」
I cannot thank you enough for your help.
「あなたの助けには感謝しきれません」
助動詞を使ったその他の表現
Let’s ~, shall we?
「~しよう、ね?」
Let’s cook together, shall we?
「一緒に料理しようよ、ね?」
I dare say~
「おそらく~するだろう」
I dare say he will come.
「おそらく彼は来るでしょう」
May 主語~!
「どうか~しますように」
May the force be with you!
「フォースと共にあらんことを!」
これのインパクトが強すぎて他に考えられなかった…(;´・ω・)
Who should I see but~!
「誰かと思ったら~じゃないか」
Who should I see but Leonardo DiCaprio!
「誰かと思ったらレオ様じゃない!」
とある観光客がレオ様だと気づかず道を訊いた、というニュースを見ました。
親切に教えてあげて、そのまま別れたそうですが、後で知ってその観光客驚いただろうなぁ( ̄▽ ̄)
「助動詞+have+過去分詞」の組み合わせ
過去の事柄を現時点から推察してみる場合に使います。
must+have+過去分詞
「~したに違いない」
He must have been playing some sport.
「彼は何かスポーツをやっていたに違いない」
must not+have+過去分詞
「~しなかったに違いない」
The author of this novel must not have done any research.
「この小説の作者は、下調べをしなかったに違いない」
may+have+過去分詞
「~したかもしれない」
You may have thought it was right.
「あなたはそれが正しいと思ったかもしれない」
may not+have+過去分詞
「~しなかったのかもしれない」
She may not have called 911.
「彼女は通報しなかったのかもしれない」
cannot+have+過去分詞
「~したはずがない」
She cannot have taken the position with her ability.
「彼女が実力でその地位に着いたはずがない」
need not+have+過去分詞
「~する必要はなかったのだ」
You need not have paid for such product.
「そんなものにお金を払う必要はなかったのに」
ought to/should+have+過去分詞
「~すべきだったのだ」
He ought to have sold the stock.
「彼は株を売るべきだった」
ought not to/should not+have+過去分詞
「~すべきではなかったのだ」
He ought not to have broken up with her.
「彼は彼女と別れるべきではなかったんだ」
Couldについて
過去形の助動詞couldは、「~することが出来た」という過去の事実を述べる場合、肯定文の中で使うことはできません。※否定文・疑問文ではOK。
代わりにbe able toを使います。
だけど、過去に「~する能力を持っていた」という能力を表す場合は肯定文でもcouldが使えます。
強調
助動詞としてdo, does, didを動詞原形の直前につけると、その動詞の意味が「すごく、本当に」のように強調されます。
以上、助動詞の働きをする語句についてでした。
お疲れ様でした。
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