海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season6 第1話~第5話
前シーズン最終話で、A (チャールズ) によって人形の館に監禁されたスペンサー、エミリー、アリア、ハンナ、そしてモナ。
命の危険におびえながら脱出を図ります。
そして釈放されたアリソンは、エズラ、トビー、ケイレブと協力して彼女たちを助けに向かいました。
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第1話「ゲーム開始」
So, Ali’s a sitting duck.
「これじゃあ、アリーは格好の的だわ」
監禁されている4人は、段ボールに入っていた新聞から、アリソンが警察からの保護を拒否している、という記事を見つけました。
sitting duckで「無防備な人、だまされやすい人」を指します。
This better not be a colossal mistake.
「大きな失敗にならないといいが」
アリソンを囮にしてエズラとケイレブが追跡。
危険な賭けに出ているため不安が渦巻いています。
colossalは「巨大な、とてつもない」です。
I think he has set us on a wild goose chase.
「どうやら騙されたようだな」
ライアーズたちが監禁されている場所までたどり着いたアリソンたちですが、木が覆い茂っていて彼女たちが見つけられず、あきらめて帰ろうとします。
wild goose chaseで「骨折り損、あてのない追求」を意味します。
第2話「ソング・オブ・イノセンス」
How did you end up there?
「どういう成り行きであそこに閉じ込められていたの?」
ライアーズたちが監禁されていた屋敷には、もう一人サラという女の子も監禁されていました。
彼女の病室を訪ねたエミリーは経緯を聞いてみます。
end upで「結局~になる、結局~に入る」という熟語になります。
semantic
「意味論」
第3話「ソング・オブ・エクスペリエンス」
They described me as feral.
「私のこと “野蛮人” だって」
ドールハウスの別の部屋で監禁されていたサラは、とりあえずエミリーの家で保護されることになりました。
新聞で彼女は自分のことをこんな風に書かれて傷つきます。
feralは「野生化した、凶暴な」です。
Play hooky.
「サボっちゃいなよ」
学校に行こうとするアリアにエズラはこう言います。
元教師なのにこのアドバイス…
このセリフまるごとで「学校・仕事をサボる」になります。
Don’t try to catch me in a lie.
「嘘をついているか試そうとしないで」
黙って部屋に行こうとするスペンサーに「学校はどうだったか」と質問をして引き留めようとする母。
学校に行っていないことを気づいていながら聞いてきたことに、憔悴しているスペンサーはこう言って背を向けます。
catch someone in a lieは「嘘を見破る」という慣用句です。
第4話「Aの影」
She reeks of weed, but she makes really great pastries.
「マリファナ中毒だけど、菓子職人としての腕はいいんだ」
今はエズラがオーナーになっているカフェに新しい人が採用されていました。
少し様子がおかしいですが、医療用のマリファナを摂取しているとのことでした。
reek ofで「いやな臭いがする」です。
そしてweedには「マリファナ」の意味があります。
headstone
「墓標、礎石」
Stop with the third degree, okay?
「問い詰めてこないでよ」
心配のあまり質問攻めにしてくるケイレブをうっとおしがるハンナです。
third degreeは「厳しい尋問、警察による拷問」をいいます。
understatement
「控えめな表現」
第5話「天使なんかじゃない」
My mother just sitting on my chest.
「ママが私を完璧な人にしたがっているのよ」
卒業生総代にさせたがっているらしいです。
S on my chestで「 (胸にSマークを付けているスーパーマンみたいな) 無敵の人」というスラングがあります。
(今は「無敵の人」というと、人生がうまくいかないことで失う物が何もないことから危険な犯罪もやりかねない人のことをいうようですが…)
このS部分を sit on にすることで、自分以外の人を完璧な人に仕立てたい、という意味になっているのだと解釈しました。
同じようにS始まりであることから言葉遊びの要素も含まれています。
valedictorian
「卒業生総代」
You’re slurring your words.
「舌がもつれてるじゃない」
エミリーと同居中のサラが実家に電話すると、アル中の母親の言葉が不明瞭のようです。
slurは「不明瞭に発音する、不明確に文字を書く」です。
Get a grip, Lesli.
「落ち着いてよ、レスリー」
かつてモナの仲間だったレスリーに再会。
彼女はモナのせいですべてを失いそうになっている、と怒りで興奮しているので、一緒にいたハンナは窘めます。
Get a gripで「落ち着いて、しっかりして」と、自分を見失っている状態の相手にかける丸ごとフレーズになっています。
Who gives a crap what you like, you bag of hair.
「アンタの言うことなんてどうでもいいわよ、モナの類友が」
注意するハンナに食って掛かるレスリーの、なんともお上品なお言葉です。
give a crapはcareのスラング表現です。
後半のbag of hairも、比較対象 (ここではモナ) と同様に「役立たず、不必要」と誰か・何かを嘲笑するスラングフレーズなります。
She’s looking to be emancipated.
「彼女の自立を援けてほしいのよ」
両親からの自立をサラに促すエミリーは、経験者であるケイレブを頼ります。
Look toは、場所や物だけではなく、将来や先のことにも「目を向ける」という意味で使われ、「助力や忠告を当てにする」ことにも繋がります。
そしてemancipateは「(隷属・束縛などから) 解放する、自由になる」です。
resusci anne
「講習用マネキン」
人命救助の練習などに使うアレです。
今回はここまでです
お疲れ様でした
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海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season5 第19話~第25話
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