「新・英語をもう一度最初から」でやり直し英文法 part6
東進ブックス「新・英語をもう一度最初から」を使った英文法学習の続きです。
本の目次にある第二部の学習を終え、第三部に突入しました。
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Itを使った独特な文
形式的な主語として使う
文頭に It を形式的な主語として置き、その文の後半に実質的な主語に相当するものを付け加えます。
この It は日本語に訳す必要はありません。
実質的な主語になっている句は名詞句になります。
※主語になれるのは名詞類だけ
形式的な目的語として使う
it を形式的な目的語として文の前半に差し込み、実質的な目的語を後半の文に付け加えます。
この実質的な目的語も名詞句です。
※目的語になれるのは名詞類だけ
It is~で始まる強調文
It is A [that, who, which, when]~の文で、Aの部分を強調させられます。
このAに入るのは名詞類や、時や場所を表す副詞や副詞句が多いです。
It is A that ~の文が強調文か形式主語の文かは、It isとthatを取り除いて見ると分かります。
取り除いた後の単語をつないで完全な文になったら原則、強調文になります。
文にならないときは形式上の主語です。
主語
形式上ではないItの主語は、自然現象・天候・時間・距離などに使われます。
単文・重文・複文
単文
一組だけの主語と動詞を持つ単純な形の文
重文
対等な二つの単文が and / but などの接続詞で繋がれた文
複文
文の中心となる主節と、付属的な説明の役目をする従属節が前後に繋がれた文
※節…主語と動詞を含み、文の一部分に過ぎない単語の集まり
未来完了
will+have+過去分詞の形で、以下の意味があります。
○完了
「(その頃には)~をやってしまっていることだろう」
○経験
「(その頃には)~を(経験)したことになるだろう
○継続
「(その頃には)~の間ずっと~し続けたことになるだろう」
walk, readなど、行動・動作を意味する動詞の場合、will+have+been+~ingで継続を表せます。
これを未来完了進行形といいます。
「もし~ならば」「~した時」のように、条件や時を表す副詞節内ではwillを使うことはできません。
語順逆転の文
英語の一般的な単語の並びは、主語を先頭に後を助動詞もしくは動詞が続きます。
ですが疑問文でもないのに主語と動詞 (助動詞) が逆転する文が時に現れます。
○副詞類の意味を強調するため、副詞や副詞句を文頭に置いて、その後ろに続く主語と動詞の並びを逆にする場合があります。
特にNeverやLittleなど否定語の意味を強調するためであることが多々あります。
過去形の動詞はdid+主語+動詞原形で組み込まれることが多いです。
この他、目的語や補語なども強調のために文頭に置かれ、後ろの主語と動詞(助動詞)が逆転する場合があります。
上記はいずれも文語体です。
○会話文では、相手に同調する表現としてよく使われます。
So am I. やNeither do I. などのフレーズがそうです。
語順逆転ではありませんが、感嘆文も特殊な単語の並び方をしている文ですね。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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