映画「ゴーストバスターズ2」あらすじと感想【ネタバレあり】チープな感動ラスト
前作と顔触れは変わらない続編です。
今回は敵役にピーター・マクニコルが参戦しました。
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あらすじ
破壊神ゴーザの脅威を退けてから5年。
ニューヨーク市を壊滅させた責任を言及され、ゴーストバスターズは解体させられていた。
ピーターはディナと別れており、彼女は別の男性と結婚、そして離婚。
ディナはシングルマザーとなって、乳幼児のオスカーを抱えながら、美術館で絵画修復の仕事をしている。
ある日、オスカーを乗せた乳母車が突然暴走し、危機を感じたディナはイゴンに相談した。
レイにも話は行き、ウィンストンとピーターもこの件を調査。
乳母車が止まった交差点の地下から強い霊力反応があり、道路工事を装って穴を掘りレイが地下に下りた。
するとそこは廃線になった地下鉄だったが、大量のスライムが川となって流れている状態だった。
スライムから出てきた幽体がレイに襲い掛かった際に、手違いでニューヨーク中が大停電になってしまった。
その責任としてゴーストバスターズたちは起訴されてしまう。
一方、美術館ではひとり居残って、中世で「狂人」と言われていた領主ビーゴ大公の肖像画の修復をしていたヤノシュに、絵の中の大公が自分の魂を入れる赤子を連れてくるように命令。
惑わされたヤノシュはオスカーを狙い、ディナに近づく。
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感想
人の善悪の感情が、ゴーストの動きに影響を及ぼす、ということが分かります。
そのためゴーストを鎮静化させるのに優しい言葉をかけたりするのですが…
この設定が、ラストに人々が歌ってビーゴ大公の悪霊を弱体化させてバスターズたちが退治する、というチープな感動演出につながって、ちょっと萎えました。
みんなで力を合わせれば出来ないことはないんだぞー、的な。
スライムに覆われた美術館に入るために「自由の女神」を動かす発想はユニークですけどね。
ストーリーに破綻はないんだけれど、なぜか前作よりイマイチの出来に感じました。
バスターズたちに有罪を言い渡した判事が、死刑判決にした兄弟の亡霊に襲われて助けを求めるシーンは、ベタだけど面白かったですけどね。
中心が赤ちゃんだから、画面の動きが少なかったせいかもしれません。
それで躍動感が減少しているというか。
ちょっと残念でした。
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前作はこちら
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