映画「ビリギャル」あらすじと感想【ネタバレあり】意志あるところに道は開ける
塾講師の方が書いたノンフィクション作品を映画化したコメディです。
主演は伊藤淳史さんと有村架純さん。
吉田羊さんと田中哲司さんが有村さんの両親を演じました。
有村さんと共に頑張る男子学生を野村周平さんが演じます。
新品価格 |
あらすじ
小学生時代、友達ができなかった工藤さやか。
母親のあーちゃんはそんな娘を心配し、常に彼女の味方である。
父親は中子の龍太をプロ野球選手にすることを夢見ており、さやかと妹まゆみの面倒はすべてあーちゃんに丸投げしていた。
ある日、転校先でも周囲に溶け込めなかったさやかは、すれ違った女子中学生の制服を可愛い、と思い、中高大一貫のその女子校に進学した。
それから5年間、さやかは一切勉強せず、学年ビリのギャルな女子高生になる。
担任教師の西村から目を付けられているさやかは、机の中あったタバコを見つけられて無期停学処分になった。
やりたいこともなく、いつ復学できるかも分からず途方に暮れるさやかに、あーちゃんは塾に通わせることにする。
個別指導の青峰塾で講師をしている坪田は、金髪ギャルのさやかの外見に驚くが、素直な性格の彼女に可能性を見出した。
学力を見るための小テストを受けさせると、見事に0点。
しかし全ての問題に自分なりの解答を書いている積極性を評価し、慶応義塾大学合格を目標にさせる。
小学4年生レベルで止まっているさやかの学力は、褒め上手な坪田の指導と、本人の努力で向上していく。
勉強が習慣になってきた頃、母親に引っ張られてきた反抗的な金髪男子高生・玲司が入塾してきた。
新品価格 |
感想
有村さん可愛いし、勉強のモチベ上がるし、個人的にはお得な映画でした。
家中に英単語の紙を貼り付けるの、すごいですね。
真の努力を感じます。
とはいえ、中学受験を突破しているので元々頭は悪くないんですよね。
原作未読なので、てっきり底辺の高校から慶応に合格したのかと思ってました。
「学年ビリ」ではあるけど、そこそこいい学校の中でのビリだった、という。
一応、頑張り方を知っているわけだから、本気を出せば学力が伸びるのも何も不思議なことではありませんでした。
むしろ坪田先生が玲司くんのお母さんに言ったセリフ「やればできる、は言ってはいけない。やってもできなかったときに大きく傷つくから」に慰められます。
やっても出来ない側の人間だから… (´Д`)
やれば出来る側のさやかちゃんですが、担任教師からは「クズ」と呼ばれます。
慶応受験もバカにされ「合格したら全裸で逆立ちしながら校庭一周してやるよ」とまで言われました。
演じているのが安田顕さんなこともあって「あ、フラグ…」とお察し。
さすがニセ変態仮面。
ラストでバッチリ脱いでます。
というか、この賭けの条件、昔の漫画「エリート狂走曲」であったな、とふと思い出しました。
エリート狂走曲 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) 新品価格 |
定番なんでしょうかね?
あまり笑える罰ゲームとも思えないし、よく分かりません。
学力が伸びているときでしたが、受験あるあるで壁にもぶち当たります。
さやかちゃんの場合、模試の結果がどの教科もE判定だったことで躓き始めました。
しばらくは暗黒時期。
しかもずっと野球ばかりやらされてきた龍太君も反抗期。
高圧的な父親のせいで歪な家庭環境なこともあり、かなり深く沈み込みます。
それを励ますために卵だって立てることを証明する坪田先生。
ほんとに立った! いや、ほんとに立てたんですよね? 映画の特殊効果ではないですよね?
その励ましで再び奮い立ったさやかちゃんは、文学部こそ不合格でしたが、総合政策学部に合格します。
受験前に辞書に書かれた坪田先生のサイン
Where there is a will, there is a way.
(意思あるところに道は開ける)
いい言葉だけど、何年かぶりかに聞いた。
すっかり忘れていました。
挫けそうなときに思い出せるよう、いま一度しっかり心に刻みつけておこう。
(またすぐに忘れたりして)
新品価格 |
他 土井裕泰 監督作品
映画「罪の声」あらすじと感想【ネタバレあり】当事者が受ける負の影響
他 山田望叶 出演作品
映画「私の男」あらすじと感想【ネタバレあり】禁断の愛は傍から見るとキメェ
こちらもよろしくお願いします
「ママレード・ボーイ」あらすじと感想【ネタバレあり】ふたりのボルテージについていけない…
「俺物語!!」あらすじと感想【ネタバレあり】両片思いのムズムズ感
映画 ビリギャル Blu-ray スタンダード・エディション 新品価格 |
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 【表紙モデル写真〈カラー16点〉追加の電子特別版!】 (―) 新品価格 |