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映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」あらすじと感想【ネタバレあり】本番はジャンル変更

2024/09/08
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

ロバート・ロドリゲス監督、クエンティン・タランティーノ脚本・出演の作品です。

前半はクライム・アクション、後半はホラーアクションに変わります。

他出演者はジョージ・クルーニー、ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス、サルマ・ハエックなど豪華です。

やられ役俳優ダニー・トレホや、ニュースキャスター役にケリー・プレストンもチラ見え。

ロドリゲス作品常連のチーチ・マリンは1人で三役もこなしていますw

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あらすじ

銀行強盗の際、レンジャーや警察官を含む大勢の人たちを殺し、女性行員を人質にとって逃亡しているセスリッチーのゲッコー兄弟。

メキシコに向かい、国境目指してテキサスのモーテルで一泊する。

セスが食料調達で外出している間に、レイプの前科もあるリッチーが女性行員を殺してしまった。

すぐに次の人質がいる。

 

妻を亡くした牧師ジェイコブ・フラーは、娘のケイト、息子のスコットを連れてキャンピングカーで放浪の旅をしている。

テキサスに来た彼は、ケイトの反対も聞かずモーテルに一泊することに。

そこで隣の部屋にいたゲッコー兄弟に脅されて三人そろって人質にされてしまう。

すぐに全員キャンピングカーに乗り込み、メキシコに向かう。

メキシコにあるバー「ティティ・ツイスター」で、援助者と落ち合う手筈になっているのだ。

国境では、兄弟はケイトを人質にとって洗面所に身を潜める。

警備隊をうまく誤魔化し、無事に超えた。

フラー一家全員も連れてバーに入り込む。

ヌードの女性たちがあちこちで体をくねらせるいかがわしい雰囲気に、ケイトは顔をしかめる。

このバーの女王サンタニコの登場で空気は一変。

彼女の色香にリッチーは恍惚となるが、入店するときに殴った呼び込みの男にケンカを売られ、怪我をしていたリッチーの手から再び血が流れた。

血を見たサンタニコの顔はモンスターに変貌し、リッチーに襲い掛かる。

それを引き金に、店の従業員たちは怪物の本性を表わして客を次々と襲っていく。

 

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感想

久しぶりに観ましたが、気づくとラストまで一気に観ていました。

無駄な雑談が相変わらず多いにも関わらす、すごいスピード感です。

後半でガラッとジャンルそのものを変えているから、戸惑ううちに巻き込まれている感じなんですよね。

ヒッチコックの「サイコ」なんかも中盤で主人公を殺す、なんてビックリすることしましたけど、ジャンルそのものは “サスペンス” から変えていない。

そういう点からして、画期的な映画だと思います。

前半はゲッコー兄弟が凶悪すぎて怖いんですが、後半はホラーなのにあんまり怖くないw

なんかコミカルで漫画チック。

リッチーも殺され、善戦していた生き残り仲間ふたりも吸血ゾンビに変わってしまい、ジェイコブまで噛まれてしまう。

外にいたゾンビたちまで大量に押し寄せてくる。

そんな絶望的状況の中、倉庫にあったもので武器を作るセスとフラー一家。

こういう戦闘準備シーンって、結構好きです。

アクションものでは絶対外せないポイントですよね。

「ホームアローン」も、罠を仕掛けている最中が一番面白いところだし。

そしていよいよ戦闘開始。

ケイトが覚醒します。

さっきまでイケメンの死体に杭を打つことなんて出来なかったのに、追い詰められて容赦なくボウガン連射。

セスと背中合わせでふたり、夜明けまで戦って生き残りました。

ゲッコー兄弟の巻き添えで家族を亡くしひとりぼっちです。

全部終わった後「一緒に連れて行って」と言ったのですが、セスはケイトを置いていってしまいます。

さすが凶悪犯。鬼だ

ゾンビにも勝った悪党。

単純に「毒を以て毒を制す」とはなりませんでしたが、そういう教訓めいたことがないのがタランティーノ関連作の特徴と言えます。

娯楽作として振り切っていて、楽しめました。

 

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