海外ドラマ「メンタリスト」で英語学習 season2 第1話~第6話
ジェーンも所属しているリズボンのチームが、レッド・ジョン事件の担当を外されてしまいます。
引き継いだのはリズボンの元上司ボスコ。
ボスコから事件の情報を引き出そうと必死です。
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第1話「贖罪」
high-end cougar
「若い男を好む金持ち女性」
Take it down a notch.
「ちょっと落ち着いてよ」
このセリフ丸ごとでフレーズになっています。
I’m not gonna leave you in the lurch.
「あなたを見捨てたりなんかしないわよ」
in the lurchは「か弱くて難しい立場、窮地」のことをいいます。
Stealing all that money and running off that was just the icing on the cake.
「横領して逃亡したくらい、可愛いもんだわ」
被害者は勤務先の会社のお金を横領して逃げていた女性で、ごく普通の家庭を築いている妻であり母でありました。
しかし遺族である彼女の娘は憎んでおり、こんな悪態をつきます。
話を聞くと、被害者は息子が癌に罹って苦しんでいるときに、不倫を楽しんでいたのだそう。
こんな酷いことが平気で出来る人間なら、横領&逃亡なんて簡単にできる、ということでしょうね。
icing on the cakeは「 (必要はないけれど) 華やかさを添える飾り」を意味します。
このセリフでは、悪党ぶりに「箔をつけた」とか「数ある悪事のささいなひとつ」みたいな感じの使い方のようです (難しいな…)
第2話「緋文字」
concubine
「妾」
Let’s just haul the trash out in the open.
「明らかにさせましょう」
被害者は女性議員の秘書をしていましたが、その議員の夫と不倫関係にある、という噂になっていました。
その噂が事実かどうか、議員夫婦にリズボンは直接訊きます。
問われた議員のほうは落ち着いて答えます。
out in the openは「隠さずに表に出して、公然と」です。
ゴミは外に出してしまう、ということから、くだらない噂は事実を隠さずにいうことで打ち消せる、と比喩的な使い方をしています。
I heard Bosco cleaned your clock this morning.
「今朝ボスコにやり込められたんだって?」
なんとかレッド・ジョン事件に関わりたいジェーンは、ボスコに協力させてほしいと願い出ますが、適当にあしらわれてしまいます。
デスクに戻ったところで、リグスビーに声をかけられました。
clean one’s clockは「ボコボコにする、打ちのめす」になります。
fixer
「フィクサー」
事件をもみ消したり、裏取引で決定に影響を与える人のことをいいます。
He’s agreed to talk in exchange for leniency.
「情状酌量を交換条件にして、自白することに同意したよ」
真犯人に雇われていたフィクサーのことを、ジェーンは犯人に伝えます。
leniencyは「寛大さ、慈悲深さ」です。
第3話「血塗られたバッジ」
pedophile
「小児性愛病者」
Those charges in San Francisco were totally bogus anyway.
「サンフランシスコの事件は冤罪よ」
被害者は、幼女連続暴行犯として、かつてリズボンに逮捕されていました。
釈放された現在、婚約者がおり、彼女は被害者の過去についてこんなふうに話します。
chargeには「嫌疑、容疑」の意味があります。
そしてbogusは「偽の、偽りの」です。
six times table
「九九の6の段」
数字を変えれば他の段にも使えます。
But just enough to start to nag you.
「あなたが不信を持ち始めるのも当然ですね」
ロリコンの被害者が、婚約者の娘と旅行に行きたがっていたことをジェーンは指摘します。
nagは「悩ませる、うるさがらせる」です。
第4話「赤い脅迫」
Couple of Chatty Cathys.
「頻繁におしゃべりしてますね」
妻子持ちの被害者の通話履歴に、別の女性と頻繁に連絡を取っていた形跡がありました。
Chatty Cathyは1960年に販売された「おしゃべり人形キャシー」のことです。
ここから「おしゃべり好きの人」を差す比喩表現になりました。
Jimmy marks are on the doorknob.
「ドアノブにこじ開けた跡がある」
以前「クリミナル・マインド」でも書いた覚えがあるけど、jimmyには米語で「 (短いカナテコを使って) こじ開ける」になります。
He beat him to death with a crowbar.
「あいつはバールで弟を殴り殺したの」
crowbarで「バール」です。
バールって名称は英語から来ていると思ってましたが、違ったんですね(;´∀`)
I don’t have a beef with him.
「あの子には恨みはないわ」
弟を殺した人間を無罪にした弁護士だった被害者。
容疑者の女性は、事件のあった日に被害者宅に行き、被害者の息子に遭遇しました。
いくら父親を憎んでいても、その子供には罪はないと思っています。
have a beef with は「~に不満がある」というイディオムです。
第5話「赤い恐怖」
fecklessness
「無責任、無気力」
He was a bootlegger, very successful one.
「禁酒法時代に酒の密売で財を成した人物だ」
事件が起きた現場は幽霊屋敷と言われている豪邸でした。
幽霊となって現れるのは、この家の初代所有者。
どんな人物だったのかジェーンは郷土歴史家を訪ねて調べます。
bootleggerとは「禁酒法時代に酒類を密造・密輸していた密売人」のことをいいます。
Pepper’s ghost.
「視覚トリックで生み出すニセ幽霊」
どんなふうに作り出したかは作中でジェーンが実演してくれています (・∀・)
劇場などで実際に行われます。
第6話「ラメと赤い血」
welder
「溶接工」
I was low-key about it.
「控えめな手を使った」
ボスコに盗聴がバレたジェーンですが、捜査情報を知るにはボスコのチームの誰かを脅迫したり買収したりする手段もあった、と言い募り、一番平和的な手段だったんだから、と反省してません。
low-keyは「控えめな、地味な」です。
Marine corps suck eggs.
「海兵隊は上官に取り入るんだろ」
容疑者 (♂) のひとりに、被害者 (♂) と関係を持っていたんだろう、とジェーンは電話で挑発します。
怒った容疑者は、自分は海兵隊にいたんだぞ、と反論しますが、ジェーンは逆にそれを男同士で関係を持つのが当たり前の場所だと指摘してさらに怒らせました。
suck eggsは「 (生徒が先生に) 取り入る、ズルい立ち回りで美味い汁を吸う」という意味です。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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