海外ドラマ「ビッグバン・セオリー」で英語学習 season6 第19話~第24話
season6ラストです。
またもやレナードは調査のためペニーと離れ離れに。
ラージの恋も決着がつきます。
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第19話「クローゼットとパパからの手紙の法則」
I’ve got that in spades.
「確かに持ってるよ」
女性陣から情報を提供してほしい、と迫られるシェルドン。
なんの情報か詳細を訊かないうちに、自分の知識に自信があるからサクッとこう言います。
in spadesは「確かに、まぎれもなく」という意味です。
Ravage me.
「奪い取ってみろ」
彼女たちが機密情報を奪おうとしていると勘違いしたようです(;´∀`)
ravageは「略奪する、破壊する」です。
第20話「終身在職権をめぐる争いの法則」
We can rejoice in the knowledge that a tenured position has just opened up.
「終身雇用枠の座が空いたことが嬉しいぜ」
あまり関りがなかったとはいえ、教授が亡くなってこのセリフ。
クリプキのゲスっぷりがよく分かります (;一_一)
rejoiceは「喜ぶ」、そしてtenureは「(教授の) 大学での終身在職権」になります。
テニュア、およびその前段階のテニュアトラックは日本でもそのまま使われていますね。
Who do you have to schmooze to get this deal?
「そのポストを得るには誰にゴマすればいいの?」
博士号を持っていないハワード以外は、やっぱり終身在職権がほしいです。
互いに牽制しあうけど、それぞれの彼女たちには相談していて、エイミーもシェルドンがポストを得るための協力体制になります。
schmoozeは「おだてて誘惑する、太鼓持ちしてモノにする」という意味です。
うわぁ、三下のやることだわ…
Ready to kick it up a notch?
「そろそろペース上げようか?」
テニュア選考委員を務める人事責任者のデイヴィス女史にゴマを擦ろうとトレーニングルームにやってきたレナード。
並んでいる有酸素運動マシン・クロストレーナーを使用中の彼女の隣のマシンで一緒に運動しますが、すぐに息も絶え絶えになります。
そこで後からやってきたクリプキが涼しい顔で反対隣りのマシンに乗り、すでにデイヴィスとはファーストネームで呼び合う親しさだとレナードに見せつけました。
死にそうなレナードを尻目に、ふたりは運動にも慣れていて一緒にペースアップします。
kick it up a notchは俗語で「レベルを一段階上げる、パワーアップする」という意味です。
第21話「中途半端が許せないシェルドンの法則」
By playing tic-tac-toe?
「三目ならべで?」
タイトルどおり中途半端な状態が気持ち悪くて許せないシェルドンの気質を、脳神経学者のエイミーは、脳を鍛えることで改善できる、と提唱します。
それで手始めに三目ならべを始めますが、シェルドンは懐疑的です。
tic-tac-toeで「三目ならべ」です。
第22話「プロトン教授のお宅訪問の法則」
I just googled foo-foo little dogs.
「ググった中から小型犬の画像を適当に拾った」
ラージから預かった犬がいなくなりパニくるハワード夫妻。
ハワードが迷子犬のビラを作成しますが、その犬の写真をどうしたのかとバーナデットに聞かれます。
googleは英語でも動詞になってるんですね(;´∀`)日本でも「ググレカス」と…
foo-fooはアメリカのテレビ番組などに登場する架空のプードルのことです。
ラージの愛犬はヨークシャーテリアなのですが、ハワードお得意の冗談で使ったものと思われます。
第23話「愛の呪文の効果の法則」
I’m sorry to put you through that.
「無理させてごめんね」
社会不安障害のルーシーが、ラージとのデートのために制汗剤を塗りまくって汗を抑えてきた、と言うのでラージは彼女の気遣いにこう応えます。
put A through Bには「試練などを受けさせる」という意味があります。
I got pulled out of line for a pat-down.
「列から外されてボディチェックを受けたの」
女子三人でベガスに行く予定だったのに、空港でエイミーが身体検査に引っかかってしまい、結局男子たちが集まっているアパートに戻って来てしまいました。
pat-downは「衣服の上からパンパン叩くボディチェック」のことです。
TSA agent got a little handsy.
「係員に身体を触られまくったわ」
それで肘鉄を喰らわせて搭乗禁止になってしまったという顛末です。
TSA agentは空港の「保安検査員」です。
そしてhandsyはスラングで「他人にベタベタ触るような」になります。
第24話「それぞれに訪れた転機の法則」
Not to put you on the spot.
「困らせるつもりで訊いてるんじゃないんだ」
彼女にとって自分は恋人なのか友達なのか分からず、ラージはルーシーに自分たちの関係について質問しました。
答えに窮するルーシーに慌ててこう付け加えます。
put someone on the spotは「質問で(人)を困らせる」という慣用句です。
She was completely out of line.
「エイミーが失礼を働いたね」
ルーシーにエイミーを引き合わせたラージ。
女子同士は普通に会話できたのですが、ラージが気まずい空気を作ってしまいます。
でもラージはエイミーのせいにしてルーシーに取り繕おうとしました。
out of lineで「非常識な言動、失礼な態度」です。
season6はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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