高橋留美子作品… 「うる星やつら」が好きすぎる

2020/01/26
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

ただいまNHK BSプレミアムで11月に放映される「全るーみっくアニメ大特集」での投票が絶賛受付中になっていますね。

 

投票画面を見ると、劇場版やOVAも対象に加わっているため膨大な数の中から選べるようです。

ちょっとあまりの多さにビビッて投票せずに逃げ出してきてしまいました(;´・ω・)

YAHOOのコメントを見ると「めぞん一刻」が大人気でした。

 

原作が好き

 

投票対象が多くて面倒だから投票しなかった、というのもあるのですが、私は高橋留美子先生の作品はアニメより原作のほうが好きなので、なんとなくアニメだけが対象というのが合わないな、と思ったのも事実です。

 

絵柄や描線、ギャグのテンポ、話のスピード、そしてあの独特の書き文字…

全部ひっくるめて留美子作品の魅力になっているので、アニメはちょっといろいろ何か違うんですよね(;´∀`)

尺の関係があるのも分かるんですが、いらんエピソードぶっこんでスピード感をなくしているのがどうも合わない。

 

で、その原作ですが、年代的なものもあってか「うる星やつら」が一番好きで、もっともハマッた作品です。

 

メインキャラのラムちゃんの色っぽい恰好から、萌えの元祖とされているし気持ち悪い系のオタクが好きな作品、として槍玉にあげられることもあるのですが(特にオタクへの風当たりが強かった80年代はひどかった。当たってるけどさ)、当時20代の留美子先生のギャグの切れ味はハンパではなく、今読んでも声出して笑ってしまいます。

 

SF、学園、恋愛、ギャグ… いろんな要素が含まれていながら、とっ散らかることがなく、毎回キレイにまとまっているところにも力量を感じます。

 

珠玉のギャグシーンいろいろ

 

以前ネツトの掲示板で「印象に残っている漫画のキスシーン」というのがあって、(あ~、“タッチ”のたっちゃんと南ちゃん、とかの爽やかとかトキメキ系がくるんだろうな)と思っていたら、あにはからんや、「“ジョジョ第1部”でディオがエリナの唇を奪ったシーンの擬音がズキュウウウン!で爆笑した」とかのお笑い系がいっぱい書き込まれていて、読んでいて面白かった記憶があります。

 

そして私の場合、うる星の「きえないルージュマジック」というエピソードにあった、あたると面堂のキスシーンが、一番印象に残っているな、とそのとき思い出しました。

不本意に唇が引き寄せ合ってしまい、しかも擬音ががち~~~ん!

強烈なシーンにお腹抱えて笑いましたし、ヤバい…いま思い出しながら笑ってしまっている…ノマドじゃなくて良かった。

 

この話の“唇が引き寄せ合う口紅”もそうなのですが、何しろラムちゃんもテンちゃんも、宇宙でやっている通販番組が大好きで、しょっちゅう購入しては地球に持ってきて学校内でパニックを起こします。

 

なぜ学校に持ってくる~()と思うのですが、実は学校やクラスの話がめちゃくちゃ面白いんです、うる星は。

個人的には11巻の「買い食い大戦争」あたりから、クラスで一丸となってバカなことに情熱を燃やす話がとりわけ好きになりました。

 

そのへん、やっぱり読者の需要もあったのか、クラス全員が授業中ひとことも喋らない話があったり、寝たらまんじゅうになるので眠らないようにする話など、けっこう頻繁にクラス中心のエピソードや、水泳大会や餅つき大会なんかの学校行事でクラスのみんなで頑張る話が多くなりましたね。

頑張るといっても、熱血の方向がズレているから、どの話もかなり笑えて大好きです。

 

いろんなギャグが芋づる式に思い出されるのですが、さすがにひとつひとつを書き出したらキリがないので止めておきます。

 

留美子先生のキャラクター愛

 

私はキャラクターではサクラさん竜ちゃんが好きで、特にサクラさんは“色っぽくて落ち着いた大人の女性”でありながら、大食&怪力、というギャップに存在自体がすごいギャグだと笑わせられます。

 

普通この属性のキャラって、あまり食べないし、肉弾戦で戦うのは男性に任せるのに、その常識を破るサクラさん、ぶっ飛びすぎです。

巨大なお櫃ごとご飯を食べたり、テーブルの端から端まであるうな重が一人分だったり、彼女の食事シーンだけでもギャグとして成立しているんですよね。

(しかも食べ方はキレイ)

 

こういうレギュラーメンバーは、どんな人にもギャグメーカーとしての役割を与えて、長い連載の中でその人中心のエピソード、というのが何本も作られます。

そして留美子先生は、そのキャラの特性をブレさせないところがすごいです。

だからどのエピソードも笑えて面白いんですよね。

 

さすがに初期のあたるが「不幸のかたまり」という設定にしたのは、ギャグとして動かしづらさがあったのか、わりとすぐに軌道修正され、フットワークの軽いスケベ、という持ち味に変わりましたね。

でもちゃんと、ひねくれてるけれど根底は優しい、という人間性もあるから愛されるキャラになっているのだと思います。

 

全員そういう人間性の部分も出るように描かれていて、留美子先生がキャラクターたちに愛情を持っていたことが作品の成功につながったんだな、と考えます。

キャラクター作りが上手いとストーリー作りも上手いものなのかもしれません。

どの話もキャラたちが生き生きしていて、それがとても面白いですもん。

 

まとめ

 

去年はアメリカのアイズナー賞、今年はアングレーム国際漫画祭グランプリと、北米やヨーロッパにまでその実力を認められた高橋留美子先生。

これまでの漫画家としての功績が形になったわけですね。

その軌跡の初歩こそが「うる星やつら」から始まっていると思います。

駆け出しから大御所になる過程を見る上でも興味深く読める作品です。

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