海外ドラマ「CSI: 科学捜査班」で英語学習 season4 第19話~第23話
ニック vs サラの出世推薦バトルはニックに軍配が上がりました。
サラは納得いかず、不満と落ち込みでどうにかなっちゃいそうです。
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第19話「言霊」
I was exonerated.
「無罪放免になりましたけど」
放火現場の野次馬の中に、放火未遂で逮捕されたことがある女性がいました。
取り調べで指摘すると、こう返ってきます。
exonerateは「容疑を晴らす、解放する」です。
Whatever happened to toilet paper and trees?
「最近の高校生は恋愛とかしないのか?」
意訳です… ちっとも良い訳が思いつかない (ショボン
火災で女子高生がひとり死亡。
彼女は高校の野球部の生徒が買春していたことを新聞に告発していました。
高校生が女を買う、ということに驚くグレッグです。
Whateverは疑問文では「一体!何が……?」と強い調子の言葉になります。
今回は後ろがhappenedなので「一体、何が起こったんだ?」ですね。
toilet paperに関してですが、高校生くらいの年齢の子たちのイタズラで、好きな子の家の前庭にある木にトイレットペーパーをグルグル巻きにする、というのがあるそうです。
go toilet paper someone’s house というそうで、おそらくグレックはこの行動のことを指して「好きな子にそんなイタズラしかできないようなウブな恋愛をするのが高校生だろ」と恋愛感情すっ飛ばして買春なんかしてる男子を非難しているのだと思います。
グレッグ、高校時代このイタズラやったことありそう… ( ̄▽ ̄)
treeはこのグル巻にされる木のことを指しているのだと解釈しました。
でも、ちなみにですがtreeには話語で「(人を) 窮地に追いやる」という意味があります。
Except for the nights the team’s pulling a train a hooker.
「でもあの夜はチームメイトたちと一人の売春婦を共有してたんだろ」
買春高校生に話を聞きに行ったニック。
彼の父親兼コーチが、野球部員たちは「毎日夜10時に就寝し、朝5時起床」と買春を否定しますが、ニックは信じません。
pull a trainは「複数の男性がひとりの女性と代わる代わる性行為をする、輪姦」のことをいいます。
The universe ebbs and flows.
「勝ったり負けたりは当然だろ」
スクラブルの大会で殺人がありました。
容疑者は当日、被害者に惨敗しています。
動機として疑うサラに、一般論で逃げようとします。
ebb and flowは「潮の干満、人生の盛衰」を表します。
karmic retribution
「因果応報」
第20話「警官たちの饗宴」
Sedative.
「やる気が萎えてきた」
警察官たちのマラソン・リレーにCSIチームも参加しました。
バトンを持って走るキャサリンに車で並走するグリッソムは映画「炎のランナー」のテーマ曲をかけて文句を言われてしまいました。
sedativeは「鎮静剤」の意味です。
How about something that doesn’t twang?
「鼻にかかった声じゃない曲はないの?」
次にかけた音楽もお気に召しませんでした。
twangは「鼻声、鼻にかかった声」をいいます。
Newest boot.
「一番新人だ」
リレー大会の真っ最中に殺人です。
被害者もリレー参加者で、特殊部隊チームに所属していました。
彼の上司から話を聞きます。
bootには米俗語で「海軍の新兵」の意味があります。
海軍ではないですが… 使ってみたかったんでしょう ( ̄▽ ̄)
Someone spiked his drink.
「誰かが飲み物に毒を入れたんだな」
死因は毒殺。
被害者はレース前にペットボトルの飲み物を飲んでいます。
spikeは「他の人の飲み物にこっそり別の物を混入する」ことにも使えます。
It’s just an itch we scratched every 12 months.
「行きずりの関係を年イチで楽しんでいただけよ」
殺人事件はもう一件。
やはりリレー参加のためにベガスにやってきていた男女の刑事が、同じホテルの部屋で銃殺されていました。
この二人が不倫関係だったと思われていましたが、実は男性側の浮気相手は別でした。
その浮気相手は、年に一度開催されるこの大会のときだけ男性と関係を持っていたそうです。
語順が変わっていますが、scratched the itchで「欲望に耽る、欲求を満たす」になります。
第21話「残酷なスリル」
I should have called, but I didn’t want to be a nag.
「電話するべきだったけど、口うるさい親になりたくなかったのよ」
13歳の少女が殺され、母親は友達の家に泊まりに行っていたのだと思っていました。
should haveの文は「~するべきだった (だけどしなかった)」という言外のニュアンスが含まれます。
nagは「口うるさい人、小言が多い人」です。
quadratic equation
「二次方程式」
第22話「潰れた手」
A baller puts his real name on a Roley.
「ロレックスのオーナー名義なら本名使うわよ」
イカサマを使ってカジノで大もうけした被害者は、カジノでは偽の身分証明書を使っていましたが、ロレックス購入の際は本物の身分証明書を提示していました。
そのことを不思議がるグリッソムに、サラは見栄っ張りの心理を一言で片づけました。
ballerは「羽振りが良く派手で贅沢な生活をしている人」をいいます。
Roleyは「ロレックス」のことです。
One way or another, I always get my money’s worth.
「私はいつだって元を取る主義だ。どういう手を使おうとな」
セリフの順とは逆の訳し方をしました。
本当はこういうのあんまり良くないらしいですが、ちょっとラスボス感を出したかった テヘ
イカサマチームで生き残った子は、サム・ブローンに雇われました。
彼らに取られた金の分は働かせて搾り取るつもりです。
one way or anotherで「どうにかして、あらゆる方法で」という慣用句です。
そしてget one’s money’s worthで「支払った金の元を取る、支払った金に見合った対価を得る」のイディオムになります。
第23話「キメラの遺伝子」
He was tailgating.
「その車は、ぴったり後ろについてきたんです」
レイプ被害者の女性が、事件のあらましを最初から話します。
犯人は彼女が乗っていた車にオカマ掘って、車の外に出た彼女を殴って襲い掛かりました。
tailgateは「別の車の後ろにぴったりついて走る」ことをいいます。
Could you describe him to a forensic artist?
「似顔絵に協力していただけますか?」
一通り話を聞いたキャサリンは、被害者女性に頼みます。
forensic artistは「復顔師」のことですが、この後のシーンで似顔絵を描いているので、ここでは「似顔絵師」になります。
I’m tired of being on the fence here.
「こんな宙ぶらりんな立場、もうウンザリです」
自分はラボに在留のままなのか、それとも現場担当にさせてもらえるのか。
グリッソムにはっきりしてもらうよう迫るグレッグです。
on the fenceで「どっちつかずの態度で、決めかねて」というイディオムです。
fraternal twins
「二卵性双生児」
I was a bone marrow donor.
「ぼくは骨髄提供者だったんだ」
その昔、白血病の弟のドナーになったという容疑者です。
bone marrowは「骨髄」です。
season4はこれで終わりです。
お付き合いいただきありがとうございました
前回はこちら
海外ドラマ「CSI: 科学捜査班」で英語学習 season4 第13話~第18話
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